水害被災住宅の対応について

令和6年能登半島地震および豪雨被害にて被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
建築プロンティアネット石川において、水害被災住宅における対応のおおまかな流れをまとめました。

水害被害では早急な対応が必要ですが、綺麗に清掃したはずが、正しい対応方法がわからなかったために見えない部分で建物への腐朽が進み被害が拡大したり健康被害につながる傾向が見られます。
後々の劣化を避けるためには、できる限り建物の見えない部分まで乾燥させたいところですが、実際には浸水した範囲を家主様ご自身にて仕上げを剥がし撤去しなければならない部分も出たりと、心身とも非常に負担の大きな作業が発生します。加えて濡れた部材の乾燥にも時間がかかるため、正しい手順に対する理解も進みづらい部分もあります。

現在の住まいを維持し続けるため、今後健康に過ごしていくために、正しい方法で復旧されることを願い、我々建築プロンティアネット石川が現在のところ最善と考えている水害被災住宅の対応の流れを公開いたします。

*現在のところ確立した対応方法はなく、様々な団体が様々な方法での対応を提案しています。何が最も正しいのかを述べるのは難しいのですが、被災の状況に合わせ柔軟性を持った対応ができること目指したいと考えております。